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よくある質問

ツーリング・カヤックについて

Q. ツーリングカヤックとは何ですか?
A. 海や大きな湖、大河などで、長い距離を漕ぐために作られたカヤックです。細く長い形状で、高い巡航速度を発揮でき、1日に数十kmの距離を進むこともできます。
Q. ツーリングの特長は何ですか?
A. まず、細く長い形状により、高い航行性能を発揮できることが挙げられます。レジャー用のカヤックに比べ、少ない力で漕ぎ進めるため、1日に数十km進むこともできます。

次に、高い積載能力が挙げられます。ツーリングカヤックでは短めの14ftクラスでも、1泊2日程度のキャンプ道具を十分に積載可能で、17ftクラスとなると、3泊4日以上のキャンプ道具と水・食料を積載して漕ぎ進むことができます。ツーリングカヤックは空荷ではなく、荷物を積んだ時に本来の安定性、速度を発揮できるように設計されています。

Q. FRP製とポリエチレン製、どちらを選べばいいですか?
A. 端的には、FRP製は軽量ですが、取り扱いに注意が必要です。ポリエチレン製はFRPより重量は増えますが、比較的ラフな扱いに耐えることができます。

例えば、同じテンペスト170で比較すると、
テンペスト170PRO(FRP製)…23kg
テンペスト170(ポリエチレン製)…26kg
と、FRP製が軽量です。

FRPは素材の特性上、表面のコーティングが剥がれたまま放置すると、素材の劣化が進み、繊維がバラバラになって壊れてしまいます。そのため、傷がつかないような取り扱いと定期的なコーティングの補修が必要です。

一方のポリエチレンですが、素材自体は比較的柔らかく、傷は付くものの放置しても劣化はほとんどありません。上陸時に荷物を乗せたままカヤックを引きずることにも、さほど神経質になる必要はありません。小さな傷や穴であれば、ポリエチレンの修復は容易ですが、大きな穴や割れについては、修理が難しい素材です。FRPであれば、極端な例として、カヤックが真っ二つになっても修理可能です。
以上を参考に、適した方を選んでください。

Q. スケグとラダーはどちらを選べばいいですか?
A. スケグは、直進性を高めるための出し入れ可能な「ひれ」のようなものです。スケグでカヤックの向きを変えることはできません。主に、回転性の高い形状のツーリングカヤックに装着されています。

ラダーは回転性を補うためについている、「舵」です。主に直進性の高いツーリングカヤックに装着されており、カヤックの向きを効率よく変えることができます。風や潮流の影響がある状況では、ラダーがあると体力の消耗を抑えることができますが、必ずしもラダーがないと漕げないというものではありません。

お使いになるフィールドや漕ぎ方に合わせてお選びください。

Q. 初心者でも楽しむことはできますか?
A. ツーリングカヤックはその目的ゆえに全長が長く、幅は狭く作られています。安定性はレクリエーショナルカヤックやファルトボートに比べて高くないので、「海でロングツーリングをしたい」というような目的がない方にはおすすめできません。一般的には、ある程度経験を積んだ方が選ぶことが多いカヤックです。
Q. ツーリングカヤックを運ぶにはどうすればいいですか?
A. 全長が長いツーリングカヤックは車の屋根に載せて運ぶのが一般的です。お持ちの車に適したベースバーとフットに、カヌー・カヤック用のアタッチメントを使用して積載します。専用の商品がカー用品メーカーより販売されているので、カー用品店などにお問い合わせください。
車載に関して、道路交通法で、車の全長の110%までの長さのカヤックでなければ運んではならないと定められています。それを超える場合は、出発地を所轄する警察署に届け出が必要となります。他のカヤックに比べ長さがあるため、カヤックをぶつけないよう注意を払う必要があります。

Q. メンテナンスはどのように行えばいいですか?
A. 基本的には真水で洗浄し、乾燥させるだけですので、ほとんど手間がかかりません。使用頻度にもよりますが、半年に1回程度「UVテック」を塗布すると、船体の劣化を防ぐことができます。パーツの破損・紛失に関しては、モンベル直営店または「お問い合わせ」までご相談ください。
Q. 保管方法を教えてください。
A. 紫外線と高温多湿を避けて保管してください。野ざらしにしておくと急速に劣化が進み、数年で使用できなくなります。屋根がある場所に保管できない場合は、「カヤックストレージチューブ」など紫外線をカットするシートで保護し、湿気を避けるため単管パイプや枕木などで、地面から離して保管してください。



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